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カメラマンと写真家とフォトグラファー [雑感・手記・その他]


今日の内容は、少し面倒くさい話かもしれません。(少々グチっぽい)
興味の無い方は、どうぞ読み飛ばして下さいませ。


「写真を撮る人」は、色々な呼び方がありますね。
「カメラマン」「写真家」「フォトグラファー」耳にするのはこのあたりでしょうか。
英語で言ってしまえば、どれも「Photographer」になのかな。

僕が思うに、日本で最も多い呼び方は「カメラマン」な気がします。
個人的には、「カメラマン」と呼称するのは、あまり好きではありません。
僕自身、「カメラマン」と呼ばれるのも、好きではありません。(むしろ嫌)

ちなみに、以下は、あくまで個人的解釈になるのですが…


 カメラマン:
  動画(ムービー)撮影者。写真(スチル)撮影者に使うのは違う気がする。
  職業写真家。技術者的なイメージがある。撮影中心の人はそうかも。
  写真をカジっていない人、あまり意識していない人が多く使うイメージ *1
 
 写真家:
  いわゆる写真作家が、これに該当。自分の撮りたい物を撮る人。
  ファインアート、ドキュメンタリー…問わず、この呼び方が正しい気がする。

 フォトグラファー:
  最近は、この呼ばれ方が増えてきている(気がする)ので嬉しい。
  個人的には、これが正しい呼び方(だと思っている)。


日本語の場合、同じ意味の単語が複数あるのは珍しくありません。
その一方、海外の方から「Cameraman」と呼ばれた事はありません。
うーむ、やはりシックリこないんですよね~、「カメラマン」という呼び方。

ちなみに、他人から「カメラマン」と呼ばれたからといって、
いちいち訂正したり嫌な顔をしたりはしませんがね…(そこは大人なので)

少し見方を変えると、撮影専門(中心)の人は「カメラマン」かもしれませんが
写真で生計を立てている人は、やはり「写真家」もしくは「フォトグラファー」と
呼ぶのが正しいのではないでしょうか。

もちろん、世の中には素晴らしい「カメラマン」も多数いらっしゃると思ってます。
そこを否定するつもりは、全くないので悪しからず。


まぁ結局、最終的には好みや考え方の話になってきてしましたね…(^^;
でも、呼び方一つにも意識を持てるかどうか、これ大事な事だと思います。


*1:そういう人に限って「写真なんざシャッター押せば撮れる」「誰が撮っても同じ」
*1:なんて軽々しく口にする気がします。そのくせ上手く取れないとカメラのせい。
*1:僕がそういう人と仲良く出来る日は、永遠に訪れない気がします。


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aidesu

名称に関して僕も同じように感じます。
ある程度実力のある人の趣味からプロまではフォトグラファーだと思います。
またはアーティスト?^^
写真に興味の無い人と写真の事話すと疲れます。
僕は別に素晴らしい写真撮ってるつもりはまったくありませんが
「aidesuちゃんが(そこそこの)写真撮るのは一眼デジカメ使ってるからでしょ!」
っと言われたりします。
写真はカメラじゃないと思います。プロ機を使っていても???って人もいれば
携帯電話で撮っても僕には一生撮れないような素晴らしい写真撮る人もいる。
プロ機や高級レンズでないと撮れない写真てのももちろんありますが
ほとんどの写真はカメラには関係されない写真ではないかなと思います。
by aidesu (2013-03-03 03:22) 

LEONE

aidesuさん
写真を撮ることの敷居が低くなったことで、
(撮影者の)意識の敷居も低くなってはいないか?
という風に思っています。(特に悪い方向に)
by LEONE (2013-03-03 23:00) 

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